かんずり。
初めて食べましたが、どんなおつまみにも合いそう。
唐辛子が苦手でなければハマると思います。
シーチキンとマヨネーズにかんずり小さじ小でハイボール何杯でもいける🍺
かんずりは、新潟県妙高市に伝わる伝統的な発酵香辛調味料です。唐辛子を主原料とし、独特の製法で作られることで、まろやかな辛さと豊かな風味が特徴です。
かんずりの特徴
* 原料へのこだわり: 新潟県妙高市産の唐辛子(「かんずり用唐辛子」と呼ばれる独自の品種)、柚子、糀(米糀)、食塩を原料としています。特に唐辛子は、自社栽培や契約農家で育てられた、肉厚で旨味のあるものが使われます。
* 「雪さらし」: かんずりを作る上で最も特徴的な工程の一つが「雪さらし」です。秋に塩漬けされた唐辛子を、最も寒い時期である大寒の頃(1月下旬ごろ)に数日間雪の上に広げて晒します。この雪さらしによって、唐辛子のアクやえぐみが抜け、辛味がまろやかになり、甘みが増すと言われています。
* 長期熟成・発酵: 雪さらしの後に、糀、柚子、食塩を加えて仕込み、なんと3年間もの歳月をかけてじっくりと熟成・発酵させます。この長い期間の発酵によって、深みのある旨味と独特の風味が生まれます。
* 無添加・保存料一切なし: 原材料はシンプルで、添加物や保存料は一切使用されていません。
かんずりの歴史
かんずりは、元々は新潟県妙高市周辺の家庭で伝わる郷土食品でした。戦後、自家製調味料の役割が薄れる中で、この地域の食文化を絶やさないために、有限会社かんずりの初代社長が商品化を決意しました。家庭によって異なっていた製法を研究し、現在の「かんずり」が誕生しました。1966年に「かんずり」が商標登録され、今では「KANZURI」として海外でも知られるようになっています。
かんずりの使い方
かんずりは、そのまろやかな辛さと柚子の爽やかな香りを活かして、様々な料理に使えます。
* 薬味として:
* 鍋料理のつけだれに溶かして。
* ラーメンやうどん、そばの薬味に。
* 冷奴やお刺身に添えて、わさびや生姜の代わりに。
* 焼き魚や焼き鳥に直接塗っても美味しいです。
* 料理の隠し味に:
* 炒め物(野菜炒め、きんぴらなど)に少々加えると、味が引き締まります。
* お味噌汁や豚汁に入れると、風味とコクが増します。
* カレーに入れると、辛口カレーに早変わり。
* 調味料と混ぜて:
* マヨネーズと混ぜて「かんずりマヨネーズ」にすると、野菜スティックや揚げ物のディップに。
* 醤油と混ぜて「かんずり醤油」にすると、お漬物や湯豆腐に合います。
* 大根おろしに混ぜて「もみじおろし」にするのもおすすめです。
かんずりは、ただ辛いだけでなく、旨味と香りが凝縮された万能調味料として、家庭料理からプロの料理まで幅広く愛されています。
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